ケアタウンくらなが

所在地 福岡県大牟田市
開設年 2018.7
構 造 RC造(一部S造)
規 模 3F
延床面積 5475.54㎡
用 途 特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス、地域交流施設
設 計 (株)佐藤総合計画
設計監修 山口健太郎

設計コンセプト
ケアタウンくらながは、特別養護老人ホーム天光園の地域展開の一環として建設された。築30年以上が経過する天光園では、2008年から入居定員の一部を割くサテライト型特別養護老人ホーム(ケアタウンたちばな、ケアタウンかみうち)を2施設建設し、施設の地域展開を図ってきた。サテライト型の整備により天光園の入居定員は減少し、施設規模をスケールダウンダウンさせた上で本体施設(ケアタウンくらなが)の移転を行った。
ケアタウンくらながはJRや西鉄から徒歩約10分圏内にあり、利便性の良い場所に立地している。国道にも面しており、地域の人々から認知されやすい場所にある。建物は分棟形式となっており、国道側に地域交流施設とデイサービス、その奥に特別養護老人ホームがある。地域交流施設とデイサービスは可動間仕切りにより区切られ、用途に応じて空間を使い分けることができる。特別養護老人ホームは8人と8人の生活単位で構成され、リビング・ダイニングを取り囲むように居室が設けられている。各ユニットは外部から直接アクセスできるようになっており、家族が気兼ねなく訪問できるように計画されている。